長く使うほど、自分のものになっていく
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長く使っているうちに、気づけば好きになっている物があります。
履き込んだデニムや、足に馴染んだ靴。
最初はそこまで特別じゃなかったのに、いつの間にかずっと使い続けている物です。
柔術着も少し似ている気がします。
新品の時が一番良いというより、使っていくうちに少しずつ変わっていく。
洗って、着て、また練習して。
最初より柔らかくなったり、少し身体に馴染んできたり。
そういう変化が結構好きでした。
私たちがヘンプに興味を持ったのも、そこが理由の一つです。
使い込むことで少しずつ雰囲気が変わっていく素材。
ずっと使っているうちに、気づけば自然と手が伸びるようになる。

実際、この道着もかなり長い間着続けています。
新品の状態も悪くなかったですが、今のほうが好きです。
たぶん、柔術自体がそういうものだからかもしれません。
毎日道場へ行って、同じことを何回も繰り返して、少しずつ積み重なっていく。
派手ではないけど、その繰り返しの中で残っていく物のほうが、結局長く使う気がします。

長く使えるというより、長く使いたくなる物。
私たちが作りたかったのも、そんな柔術着でした。